×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

バス・ギル モニタリングプロジェクト(仮題)


| TOP | §1.はじめに | §2.目的 | §3.仕組み | §4.問題点 | §5.システム的な話 | §6.TAC | §7.共存可能とは? | §8.記録する項目とその意味 | 琵琶湖の湖岸を歩く | 滋賀県水産試験場文書 | 雑記 | リンク | 別館 |



§4.問題点

 この計画の問題点を大きく分けると、社会的な仕組みに関わる問題点と、システム的な仕組みに関わる問題点の、二つに分かれます。


1.社会的な仕組みに関わる問題点

 なんと言っても、最大の問題点は、“どうやって一般の釣り人に協力してもらうのか”、でしょう。
 釣り人と、一言で言っても、実に様々です。
 小さな子供、学生、社会人、お年寄り、家族連れ、地元の人、遠くから来る人。
 この計画に協力していただくには、計測用具を揃えたり、インターネットを利用したりすることが必要です。それには、費用がかかります。やはり、社会人で、休日などに釣りを楽しまれる方を対象にするのが、妥当かと思います。
 でも、どうやって協力してもらうのか?
 釣った魚の記録を採取し、システムに入力する。これは、とても面倒な作業です。個人的な見返りもありません。はたして、協力して下さる方はいるのでしょうか?

 それから、もう一点。協力して下さる釣り人との接点となるところ。釣具店や、釣り場付近の商店など。これらの方々には、お仕事の傍らに協力していただくわけですから、とても難しい問題です。

 あと、もうひとつ。本格的に、この仕組みを運用するとなると、やはり、取りまとめを担う、事務局が必要です。運用の透明性を維持するためにも、この組織は、全くのボランティアというわけにはいきません。費用の問題もありますし。


2.システム的な仕組みに関わる問題点

 この計画の前提条件は、“一般の方の協力によって集めたデータが、学術的に有効であること”です。
 これには、クリアしなければならない問題があります。それは、以下の3点です。

1).任意協力によるためデータの信憑性が保証できない(はっきりしない)
2).標本としての採集方法がかたよっている
3).他のデータとの相関関係がわからない

 もっと、他にもあるかもしれません。これらがクリアできなければ、この計画を、実行に移す意味がありません。記録する項目を、釣り人の負担にならないように、最小限にとどめ、なおかつ、学術的に有効なデータを取得する。難しい問題です。

 また、記録する項目の記号化(コード化)も大変な作業です。とくに、水域図の作成をどうするか。あまり細かく分割すると、記録する釣り人の負担が増えます。しかし、大雑把になりすぎると、データの有効性が喪われるかもしれません。


 ここまでにあげた問題点の他にも、きっと、たくさんあるのでしょう。それらの中には、計画を実行に移す段階で、初めて明らかになるような問題もあるかもしれません。いえ、きっと、そういうものが、出てくるに違いありません。前途多難では、あります。


by x794_maesure 2003/03/27 文章修正(句読点、改行等)
by x794_maesure 2003/02/08



| TOP | §1.はじめに | §2.目的 | §3.仕組み | §4.問題点 | §5.システム的な話 | §6.TAC | §7.共存可能とは? | §8.記録する項目とその意味 | 琵琶湖の湖岸を歩く | 滋賀県水産試験場文書 | 雑記 | リンク | 別館 |