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「高知県希少野生動植物保護条例における特別捕獲許可等について」
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「高知県希少野生動植物保護条例における特別捕獲許可等について」
〜県の担当の方に特別捕獲許可等の実際をお聞きしました〜


 本日(2007年03月09日)、高知県自然共生課の条例担当者の方にお尋ねしましたことを、許可を得て公開いたします。
 あくまで、現時点でのお話です。

***以下、お尋ねした件***

1.条例第12条における捕獲許可について

・基本的には研究機関等に対して与えられる。個人についても、申請内容等を専門家に諮ったうえで適当と判断されれば、許可される場合もあるかもしれない。不特定多数に対して許可されることはない。


2.保護管理計画における捕獲

・基本的には第12条と同じ。


3.「保護に関する指針」における例外規定としての捕獲許可

・審議委員会において捕獲しても悪影響は無いと判断されるような条件下であれば、例外規定として捕獲が許可される場合もあるかもしれない。例えば、特定の時期、特定の地域、その他特定の条件下における捕獲など。

***以上、お尋ねした件****



 第12条における特別捕獲許可とは、漁業調整規則や水産資源保護法における特別採捕許可に相当するものです。現在、この特別採捕許可によって釣獲調査が行なわれているものに、サケ・マスの釣獲調査があります。

 サケ・マスの釣獲調査では、漁協や、漁協が無い場合には地域で設立された団体などに対して、自治体が特別採捕許可を与えています。釣り人は、特別採捕許可を受けた団体の監視の元で調査にあたる、捕獲従事者となります。

 特別採捕許可を受けた団体は、釣獲調査を行う日時、区域、人員数、調査方法などを決めて、調査員の募集を行ないます。応募者が予定人員を上回った場合には抽選などで調査員を決めます。調査員は、決められた日時、水域に出向き、定められた方法で釣獲調査を行い、釣獲されたサケ・マスは、調査区域などに設置された検量所に届けます。

 ただし、サケ・マスの釣獲調査は、近年、輸入される養殖物に押されてあまり気味の国内産サケ・マス資源を、遊漁者に開放することによって有効利用することはできないかを調査するものです。どれくらい釣れるのかを調査します。資源量や生態を調べるものではありません。この点が、条例第12条における特別捕獲許可とは異なります。


 特別採捕許可を受けての釣獲調査の形態は、基本的に上記のようになります。不特定多数の釣り人に対して、特別採捕許可がなされることはありません。条例の第12条に基づく場合でも、特別採捕許可は研究機関などが受け、釣り人はその研究機関の指導、監視を受けた捕獲従事者として、釣獲調査に携わることになります。不特定多数の釣り人が自由に釣りをして、その結果を報告するものではありません。

2007年03月09日 辻井 豊


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