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「淀川大堰の全開操作 メモ」
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「淀川大堰の全開操作 メモ」


 大堰の運用や、これまでの水位操作実験やその結果、操作による流量変動なども資料(文献1,2)に目を通させていただいいております。それらの報告書は、土木技術関係者らによる報告のため、環境保全に携わっている方々見れば、多少は割り引いてみるべきものであることも存じております。


 他方、城北わんどで釣りをされている方々は、オオクチバスが大雨の増水時にワンド周辺に避難することや、春先になるとワンドに進入してくることを、経験的に知っています。もちろん、これは科学的なデータでありません。しかしながら、これがオオクチバスの一般的な習性だとするならば、大雨時のゲート操作では、外来魚に対して効果は薄いことになります。

 また、淀川の流量が少ないときでも、干潮時には堰の下流部に強い流れが発生する場合があることは、川岸や、淀川を渡る鉄橋からも見ることができます。しかし、このような流れが発生している場合でも、大堰の上流部は静かです。

 大堰によって生まれた湛水域は広大で、数時間の全開操作で、その全域で一挙にどの程度の水位低下が発生するのかは、わたくしにはわかりません。ですから、短時間の全開操作でどれだけの水位低下が発生し、それがどれだけの時間をもって回復可能であるのかも、わかりません。これについては、専門家にお任せするしかないと思います。




文献1.河川環境総合研究所報告第8号,2002 年7月,5.淀川の生物環境の回復・保全に関する現地実験,川野 育夫・中西 史尚・辻山 正甫
http://www.kasen.or.jp/PDF/PDFNO8/REPORT07.pdf

文献2.城北ワンド群の水位変動に関する研究,大阪工業大学大学院工学研究科 学生員 ○大水 菜津子,大阪工業大学工学部 正会員 綾 史郎,大阪工業大学工学部 非会員 合田 晋,東洋道路株式会社 非会員 吉田 将央
http://www.oit.ac.jp/civil/~river/ronbun/KansaiWando.pdf




2007年01月29日 辻井 豊


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