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「緊急メッセージ」
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「緊急メッセージ」
〜映画「ダーウィンの悪夢」を外来魚問題の映画として見てはいけない〜
〜映画「ダーウィンの悪夢」とは〜

 この映画を実際にご覧になられた方にはお分かりでしょうし、同じ様なことがパンフレットにも書かれていますが、この映画では、適者生存というキーワードをモチーフに、グローバリズム、ビクトリア湖のナイルパーチ、ビクトリア湖周辺で繰り広げられる人と人との間の弱肉強食が連結され、描かれています。湖の中で何が起きているかは、ほとんど描かれません。漁業関係のワークショップを取材した場面の中で、そこで流されたビデオ映像が流れるくらいです(生物多様性という理屈はむしろ現状の改善には全く役に立たない奇麗事のように描かれています。*1)。それ以外は、ただひたすらに、人と人との間で繰り広げられる弱肉強食が描かれています。

 適者生存とは進化論の根幹です。この映画は、ダーウィンの箱庭と言われるビクトリア湖で起きた悪夢としてよく紹介されますが、適者生存至上主義(ダーウィニズム)によってもたらされた悪夢と紹介したほうがずっと的を得ていると感じます。

 映画のパフレットには、監督の言葉として次のようなことが書かれています。

「〜だから同じ内容の映画をシエラレオネでも作ることができる。魚をダイヤに変えるだけだ。ボンジュラスならバナナに、リビア、ナイジェリア、アンゴラだったら原油にすればいい。〜」

(この部分 2007年01月12日19:30 辻井 豊)
(*1. 2007年01月15日追加 辻井 豊)
以下はわたくしが移入種MLに流した内容です。

 現在、各地で公開されている映画「ダーウィンの悪夢」をご覧になられた方から、どのような反応が出るか、注目しています。外来魚問題からの視点しか話題に上らないようでは、外来魚問題についての啓蒙を見直したほうがよいかもしれません。

以下は「2ちゃんねる」への投稿から(メール用に編集)。
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/bass/1168231183/709
***以下引用***
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3
 携帯ユーザーとPCユーザーはこれでも読んでみ。"タンタル" "紛争"で検索してもいい。ダーウィンの悪夢で外来魚問題しか頭にないやつは自分の身には降りかからない他人事だと思うべからず。パーチの利益が公平に分配されていたらあの映画は作られなかったろう。いくら希少種が絶滅しようが。タンタルも同じ。富が公平に分配されるなら問題にはならなかっただろう。しかし、どちらも今の状況では有り得ない。グローバリズムのもたらした悲劇とは、それができない状況と、それを助長する世界のことだ。自身が悲劇の一部と知るべし。パーチを放流したヤツや、それで儲けている連中の非難をいかにもという口ぶりで語るヤツは程度が知れる。
***以上引用***

(この部分 2007年01月12日05:30 辻井 豊)
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