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「スポテッドバスにとって換わられたコクチバス」
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「こんな記録もあります」


「遺伝学でわかった生き物のふしぎ」著者:ジョンエイバイズ,訳者:屋代通子,2004年1月30日初版発行,築地書館
・湖と沼と遺伝子プール(P.252-255)より、要約
***以下要約***
 チャトゥージ湖(ジョージア州とノースカロライナ州の州境に沿って、テネシー川上流に作られた人造湖)は、バス釣りの名所。毎年専門の魚類生物学者が魚の個体数を注意深くチェックしている。もともとコクチバスが自生。1980年代にコクチバスは激減。代わってスポッテッドバスが増えていた。スポッテッドバスはテネシー川の在来種ではない。釣り人がチャタフーチ川から持ち込んだと噂されていた。1990年代には90%がスポッテッドバスと思われる状態になった。調査の結果、ほとんどが純粋なスポッテッドバスか、スポッテッドバスとコクチバスの交配種だった。交配種の中には、純粋種同士の混血第1世代も少しは混じっていたが、バッククロス、つまり混血魚と純粋スポッテッドバスの交配種が多数を占めている。わずか数年で、この変化が起きた。1994年には4kgのF1が釣れた。交配種であるため、レコード申請は無効となった。
***以上要約***

 琵琶湖における、フロリダの件を考えると、実に興味深い記録です。

 スポッテッドバスは、スモールとラージの交雑種と言われていたこともあります(今も一部で言われている)。外見は、ラージによく似ていて、さらによく見るとスモールっぽい特徴もあるということでしょうか。そして、スポッテッドバスは、コクチバスと交雑する。ここでまた興味深いのが、某バスターズの記録です。確か、ラージっぽいバスを、スモールだと言っていたことが、あったような。。。そして、遺伝子解析を依頼した結果、スモールの遺伝子が見つかった云々とか。。。

 上記に紹介したスポテッドバスとコクチバスの交雑種は、スポテッドバスっぽいようです(「1990年代には90%がスポッテッドバスと思われる状態になった。調査の結果、ほとんどが純粋なスポッテッドバスか、スポッテッドバスとコクチバスの交配種だった」より)。スポテッドバスっぽいということは、ラージによく似ている。そしてそれが、コクチバスとの混血なわけですから、遺伝子解析によって、コクチバスに特有の遺伝子が見つかることもある。。。

 実に興味深いです。。。


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